「けむり」

それは

ひとつのしかくい

せまいへやで

もくもくたまる

しかいがかすむほどだが

けむりをつくりだすひとには

わからない

 

そして

そのへやのとびらが

あけはなたれた

けむりたちは

きゅうくつさを

もてあましていたから

いきおいよく

でもじわじわと

ドアのそとへでていく

 

そのさきに

そのけむりをすって

せきをし

ほっさをおこし

しんでしまうかもしれないひとが

いても

けむりには

そんなことはわからない

けむりは

そうぞうすることができない

 

けむりはただ

じゆうになりたいだけなのだ

 

 

(c) Mari Awaya 2017

 

*思いの外、HPの公開が遅くなりそうなので、詩の更新、こちらでしていきます、なるべく。

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詩人。物語も書いてます。
東京を中心に活動しています。詩集に「ぼくはぼっちです」、アンソロジーの詩集にも多数詩が載る。Twitter→@AwayaMari
Instagram→awa_mari39

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