「いつもの電車」

確実に

わたしたちを

帰るべきところへ

運んでくれる

 

いつもと同じように揺れて

のどを

ぐーごろごろ

とならしながら

 

涙が今にもあふれそうでも

もうちょっと

もうちょっとで

着くからね

ぐーごろごろ

ぐーごろごろ

ぼくの中で

泣いてもいいけどね

ぎゅいんぎぃゆうー

わたしを運んでいく

あたたかな家の方まで

 

(c)Mari Awaya 2016

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詩人。物語も書いてます。
東京を中心に活動しています。詩集に「ぼくはぼっちです」、アンソロジーの詩集にも多数詩が載る。Twitter→@AwayaMari
Instagram→awa_mari39

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