「不安雲」

不安の中にいるとき
濃い霧の中を歩いているようで
こわい
この先に
本当は何があるのか
分からなくてこわい
 
けれど
この先に限って言えば
見えないのは当然なのかもしれない
未来は瞬時にかたちを変えていく
誰も未来を
知ることは出来ない
 
だから
見えなくてこわいと言うより
見えない何かをあれこれと想像して
創り出したものがこわいのかもしれない
それは本当のことではないのに
おそらく不安が創り出す
偏った虚像であるのに
それによって
入道雲のように
不安はどんどん大きくなる
 
そこで
気がつければいいのだ
その雲は
自分の頭の周りだけに
あるということ
その雲にとらわれなければ
それは離れて空気になる
ということを


(c) Mari Awaya 2016

 
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詩人。物語も書いてます。
東京を中心に活動しています。詩集に「ぼくはぼっちです」、アンソロジーの詩集にも多数詩が載る。Twitter→@AwayaMari
Instagram→awa_mari39

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