「ため」

いきおいよく

とびだすため

ためはひつようだ

それがたとえ

ひとには

ぐうたら

のんだら

どっすり

しているように

みえても

 

ため

ばねの

いちばんちいさいから

いちばんおおきいまで

とべるように

できる

 

だからこうして

ぐうたら

のんだら

どっすり

しているのも

そのためさ

 

(c) Mari Awaya 2017

「秋美29号」より

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「空を見ていると」

運命がわたしのお皿から

こぼれていた

それならばそれはもう

わたしの運命ではない

 

もはや

この四角いお皿でなくてもいい

好きな皿を選んでもいいと

気が付いた

夕暮れ

 

(c) Mari Awaya 2016

 

 

 

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「なにもかも」

なにもかも

上手く行くってことは

本当はないのかもしれない

ほとんど上手く行っているように見えて

大きいか小さいか

わからないけれど

上手く行かないことが

隠れている  

 

だからもしかしたら

なにもかも

どうにもならないってことも

本当はないのかもしれない

本当にもうどうにもならないように見えて

小さな

希望や救いが

そこには混在している

 

その存在に気がつければ

なにもかも

ではなくなり

それはいい方向へ導いてくれる

強く光る星となる

 

(c) Mari Awaya 2016

 

☆お知らせ☆

今年の夏、また絵本展を開催します。

そのイベントで、8/20(土)午後、詩の朗読をすることになりました!

会場は、仙川プラザギャラリー向かいの「仙川フィックスホール」(東京都調布市)。

詳細は、またここでお知らせします、どうぞよろしくお願いいたします☆

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「正解」

「もうひとつの世界」
 
とパソコンで打とうとして
 
「もうひとつの正解」
 
と打ってしまった
 
でも妙にその言葉が響いて
今のわたしにとって
もうひとつ
正解があるよって
誰かが
教えてくれたのかもしれない


(c) Mari Awaya

 
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「風船」

あるテレビ番組で
木にひっかかった風船を
取ろうとしている子どもがいたとして
通りすがりの人はどんな反応をするか
いろんな国で実験していた
 
するとある国で
黒人の人が木を揺らしただけで
風船は土に落ちてきた
男の人はなんてことなしに言った
「物は地面に落ちて来るだろ?」
その国にはヘリウムガスがなく
風船は空へ飛んでいかないそうだ
 
重さがあれば
風船くらいの重さでも
落ちて来るんだ
 
心にも重力はあって
その重たい気分があれば
そんなに落ち込むのも
当たり前なんだよ
 
でも重力は必要なもの
だからきっとあなたが落ち込むのは
必然で必要なんだ
その重力が
あなたを立たせ歩かせる
 
エネルギーを
溜めるように
心を休ませてあげれば
風船は少しずつ膨らんで
また自然と

風に乗るだろう


(c) Mari Awaya

 
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詩人。物語も書いてます。
東京を中心に活動しています。詩集に「ぼくはぼっちです」、アンソロジーの詩集にも多数詩が載る。Twitter→@AwayaMari
Instagram→awa_mari39

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